英語習得の早道~文法学習+実践~

「会話はいいけど、文法はね~」

「現在完了形とか過去形とか、どっちでもよくない?」

「have to とmust って一緒じゃないんですか?」

「文法めちゃくちゃだけど、結構通じているよ」

英語お悩み相談やレッスンの中で、「中学文法は復習したほうがいいですよ」というと、よく言われることです。

確かに、「座ってください」「待ってください」など、簡単なことを伝えるだけであれば、特に文法を学ぶ必要でなく、決まったフレーズを暗記して繰り返し使えば大丈夫だと思います。

それで十分ですし、実際のセミナーでも「明日からとにかく海外のお客様を接客しなければならない!」という方にはそのフレーズたちをスムーズに言えるようにトレーニングします。

ですが、「ある程度複雑なことを、こちらの意図が伝わるように話したい」のであれば、文法を理解しておくことは必須です。

その方が上達も早いんです。英語は言葉の配置が決まっている言語。順番さえしっかり把握しておけば、自分で文章を作れるようになるんです。

「他の言語で自分の伝えたいことが自分の言葉で言える」ってワクワクしませんか?

4月の終わりからオンラインでレッスンを受けている中学生が「英語で話せるのって楽しい!」と言ってくれるようになりました。「こちらは鈴木さんです。彼は数学と英語が得意です。」のような簡単な内容ですが、それでも、もう自分の友人を紹介できたり、自分のことを英語で伝えられるんです

さらに忘れてはいけないのが、「学んだ文法をどのような場面で、どう使うか」を実践することです。

この部分が日本では難しいところですが、方法はいくつかあります。

例えば、文法を学んで問題を解いて終わりではなく、学んだ文法を使って自分のことを言ってみる、書いてみる、です。

冒頭に出てきたhave to。「~しなくてはならない」という意味ですが、自分のことに当てはめてみます。

毎日しなくてはいけないことは? 昨日しなくてはいけなかったことは?明日しなくてはいけないことは?

自分に置き換えることで普段自分が使う単語の勉強にもなります。

自分ではできない、という方は、英会話レッスンで講師に確認してもらったり、添削サービスを利用するなど、外部の力を借りましょう。

文法は学ぶ+実践が大切。

ぜひ、英語学習をもう一歩進めてみてくださいね!

あ、オススメの文法テキストを一つご紹介します!洋書なので英語で書かれており、しかも「厚い」けれど、文法をどのような場面で使うかが分かり、しっかり基礎が身につく、実践的なテキストです!

 


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