日本の伝統文化 Japanese traditional cultureでOK?

こんにちは。M’s English代表 英語講師の馬上千恵です。

最近、中二の息子と英語について話す機会が増えてきました。
先日話題になったは「日本の伝統的な文化」を英語でどういうか?です。

皆さんならどういいますか?

「日本の伝統的な文化」というように、日本語と同じ語順ならば

Japanese traditional culture  (*Japanese 日本の、traditional 伝統的な という意味の形容詞)

となりますね。これでも、意味は通じると思います。

けれど、多くのネイティブに同じことを聞くと、

traditional Japanese culture 

と答える方がほとんどなのです!

なぜか?

実は、英語には『形容詞』を並べる順番があるのです。
ネイティブの方は特に意識せずに、そういうものだ、と自然に並べているのだと思うのですが、その感覚は私たちノンネイティブにはありません。

ですので順番を覚えるしかないようです。
(それでも、長く英語に触れていればなんとなくわかるようになるとは思いますが・・)

その順番とは、以下のようになります。

① opinion(意見) beautiful/美しい difficult/難しい
② size(大きさ) big/大きい small/小さい
③ age(古さ/年齢や出来上がってからの年数) young/若い new/新しい
④ shape(形、形状) square/四角い sharp/とがった
⑤ color(色) red/赤 vivid/鮮やかな
⑥ origin(起源、所属) Japanese/日本(人)の Asian/アジア(人)の 
⑦ material(材料、素材) wooden/木製の paper/紙製の
⑧ use(用途)serving/盛り分けるための walking/歩くための

とはいうものの全部は覚えられないですね・・。

私が形容詞を並べる必要があるときに意識しているのは以下の2点です。

☆意見(主観)が客観的な描写より先に来る
例)a wonderful(素晴らしい:主観)red (赤い:描写)rose

☆一般的なこと先に来る
例)a big(大きい:一般的) Japanese(日本の:より具体的) car

もちろん、形容詞の順番が間違ったからといって通じない、ということはないのでご安心ください!
正直この順番が絶対というものではなく、人によって異なる場合もあるようです。

間違ったらどうしよう!と思って話さないより、どんどん話して、たくさん読んで聞いて、
英語に触れて、英語のセンスやカンを磨いていきましょう!


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