老舗の英語接客
こんにちは。英語接客コンサルタントの馬上です。
各地で接客英語セミナーを開催させていただいておりますが、一つ気づいたことがあります。
それは「老舗」であったり「繁盛店」あるほど「英語での接客」にも積極的である、ということ。
歴史や評判、そのお料理や商品だけでお客様は来るにも関わらず、です。
「英語なんて適当でいいよ!だってどうせお客さんが来るのだって1回きりだし。」とは絶対におっしゃらないのです。
「より良い思い出を持って帰っていただきたい」
セミナーにご参加いただいた200年続くお店の方はそうおっしゃって、スタッフの皆さんで毎日練習されているという手作りの英語テキストを見せてくれました。
「熱いのでお気を付けください。」「荷物をお預かりしてもよろしいですか?」のおもてなしフレーズのほかに、
「この町はいかがですか?」「昨夜はどこに泊まったのですが?」などスモールトークも満載のテキストで、「この時を楽しんで頂きたい」という気持ちがあふれるものでした。
さらに「この英語で失礼ではないか?通じているのか?」ということもお尋ねになりました。
いつもセミナーで伝えるのは、「簡単な英語でOKです。簡単な日本語をまぜても構いません。大切なのは気持ちです。まずは伝えたいことを伝えられるようあらゆる手段を使いましょう」です。
そこからスタートで本当にいいのです。完璧な英語を話せるようになるまで待っていたら、きっと一生英語を話すことはできないでしょう。
でも、ずっと「単語だけのカタコト英語」「本当は失礼な英語」を使っていてもいいのでしょうか?
よりよい時間を過ごしてほしい
もっとおいしくお料理を食べてほしい
この町をもっと好きになってほしい
お目にかかった老舗店の方のように自然と「もっと伝えたい。だから英語を学びたい」となるのではないのかな、と感じています。そして、そういった気持ちが「誰からも長く愛されるお店になる秘訣」なのかな、とも思いました。
カタコト英語はもちろんOK。でも少しずつフレーズを広げていくと、どんどんお客様とのコミュニケーションが楽しくなりますよ。
「でも適当なテキストない」「このフレーズを言いたいけれど、どこにも載っていない」「この英語でいいのか不安」
そんな飲食店、お店の皆さま。「本気のスタッフ英語研修」しませんか?
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