木の名前を英語で言うと?「英語で森林さんぽ」の楽しみ方

こんにちは。英会話講師・森林インストラクターの馬上千恵です。

 

最近は時間があると、近くの藻岩山に登ったり、円山公園を散策しています。
マスクをしながらの散策になりますが、それでも森の香りや緑にとても癒されています。実際、コロナ禍の中、リラックスと運動を求めて、散策やアウトドアスポーツを楽しむ方も増えているようです。

緊急事態宣言が終了したら、森を散策するツアーをしたいなと計画し、企画を立てているのですが、

「英語で樹木の名前をかっこよく言っちゃおう♪」

というのもテーマの一つにしようかな、と考え中です。もちろん日常で使えるフレーズも取り入れる予定です。

木の名前、英語で知るとまた新たな発見があったりします。

たとえば「エゾマツ」と「トドマツ」。
どちらもマツなのでpineという単語がつくのでは・・と思う方も多いのでは?
いいえ違うんですよ。

どちらもマツ科だけど
エゾマツはトウヒ属なのでYezo spruce。(spruceはトウヒの意味)
トドマツはモミ属なのでTodo fir。(firはモミの意味)

ちなみに、アカマツはマツ属なのでJapanese red pine。(pineはマツの意味)

あ~、英語で名前が分かると同じ「マツ」がつくけれど、種類が少し違うんだ~と実感したりします。

また、同じ木や植物でも、英語でも(もちろん日本語でも)いろいろな言い方があるので、もし気になったら自分で調べてみると楽しいですよ。

例えば大きな葉っぱで有名なホオノキは「Japanese umbrella tree」(傘の木)と呼ばれることがあります。また「Japaense cucumber tree」(きゅうりの木*実がきゅうりの形に似ているから?)という名前もあるそうです。面白いですよね~。

他にも「Japanese bigleaf magnolia(大きな葉っぱのモクレン属)」や「 white bark magnolia(白い樹皮のモクレン属」という名前もあります 

こんな風に、植物や樹木の英名は国や地域によっていろいろあるものもあり(日本語でもそうですよね)、時には通じないこともあるようです。

その場合は「It’s a type of magnolia」(モクレンの一種です。)と付け足すといいかもしれません。(magonoliaはモクレン(属)の意味。) 

個人的には、ガイドとしてできるだけ正しく植物の名前は伝えることがベストだと思いますが、

はっきり「これ!」と言いきれないときは、

「こんな表現もある」「こんな言い方もある」と柔軟にとらえて、お客様の興味を引くようにいろいろ臨機応変にお伝えすることが大切だと思います。

お客様にとって「植物の名前を正確に覚える」ことがツアー参加の目的ではない場合もあるからです。
(なお、本当に正確な植物名を知りたいという場合で、確実な英名がない場合は学名をお伝えするようにしています。)

英語で森林さんぽでは木の名前を覚えるだけでなく、名前の由来やエピソードもいろいろ説明する予定です。

新鮮な空気をいっぱい吸って、身体も心もほぐした体は英語を発しやすくなるはず。
新型コロナの影響でおうちにこもりがちになっている方にとってもよいエクササイズになるのではないのかな、と思います。
英語の面白さ、森の素敵さ、木の戦略を感じていただけると嬉しいな~と思います。

『英語で森林さんぽ』、早く皆さんにお届けできるといいな~。


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行っています。ぜひこの機会におためしください。