入湯税 英語でどうやって説明する?

こんにちは。英語接客コンサルタントの馬上千恵です。

GWは家族と東北の温泉巡りをしてきました。

いわゆる秘湯と呼ばれる小さな宿を訪れたせいか、あまり外国人観光客の方と一緒になることはありませんでした。

ですが、ある宿のフロントでスタッフと外国人のお客様が精算書について話をしている場面を目撃しました。
それは「入湯税」に関すること。
もめているわけではなく、「この料金は何?」という感じでお客様は尋ねており、
対応しているスタッフは一生懸命英語で説明していました。
けれど、お客様は「???」と納得いかない様子。
時間がなかったせいか結局、「もういいわ。」とその場を去られてしまいました。

私たちも数百円であっても思い当たらない金額が請求書にあったら気になりますよね。

「そんなこと言っても英語で説明できないよ~。」

だったら、説明をあらかじめ用意しておけばいいんです(^^♪

あらかじめ伝えたいことを英語や中国語で用意しておいて、
「こちらをご覧ください」
と差し出せばOKですよ。

一度作ってロントにおいておけばみんなで共有できますね。

例えば入湯税でしたらこんな風にお伝えできると思います。
*地域や施設によって表現や金額が異なります。作成後それぞれ確認されますよう。

バージョン①

入湯税という制度があります。日本では法律で義務付けられています。
We have the bathing tax policy. It is required by the law in Japan.

お1人当たり一泊150円です。
The cost is 150 yen per person per night.

お風呂の施設を使わない場合でも、お客様にはお支払いいただいております。
You have to pay the tax when you are our guest, even if you don’t use any bath facilities.

ご理解いただけますと幸いです。ありがとうございます。
We thank you for your support and understanding. Thank you.

バージョン②

お客様には入湯税をお支払いいただくことになっております。
Guests are required to pay a small local bath tax.

お1人当たり1泊150円です。
The cost is 150 yen per person per night.

お風呂の施設を使わない場合でもお支払いいただいております。
The tax is required even if the bathing facilities are not used.

ご配慮誠にありがとうございます。

Your kind consideration is highly appreciated. Thank you.

ABC旅館 支配人 / ABC ryokan manger

 

バージョン③

入湯税を一人当たり150円お支払いください。法律で義務付けられております。
Please pay the bathing tax of 150 yen per person. It is required by law.
お風呂に入らなくても当施設を利用した場合にお支払いいただきます。
You are still charged when you use our facility even if you don’t take a bath.
ご了承ください。
We kindly ask for your understanding.

入湯税に関してはいろいろな説明の仕方があります。
一例としてご覧ください。また、入湯税の金額などご確認ください。

なお、入湯税の表現はbathing tax がよく使われているようですが、理解されなかったらHot spa taxなどほかの表現を使用してもいいと思います。

参考になれば幸いです。

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