英語が不安な新中学1年生に準備しておいてほしいこと
休校期間が続いている新中学1年生のみなさん、保護者の皆さま、おうちでどのように過ごされてますでしょうか?コロナの件がなければ、学校で授業を受けているはずの時間。
このままでよいのだろうか…と頭を抱えてらっしゃる方が多くいらっしゃるようです。
特に、「どうしたらいいのだろうか・・」と中学1年生のお子さま、保護者から英語のご相談を受けます。
そんな時私は必ずお伝えしていることがあります。
それは「英語はスタートが肝心!」だと言うこと。
5教科の中でも英語は、
- 小学校から中学校にあがると、学習することが一気に増え、急に難易度が上がる。
- 英語は幼い時から学んでいるお子さんも多いため、差がつきやすく、他の子と比較してコンプレックスを抱きやすい。
- 英語は積み重ねの教科なので、一度つまずくとなかなか巻き返しが大変。
という特徴があります。
私は英語講師ですから、もちろんなるべく早く英語は始めたほうがいいと思っています。ですが、逆に中学1年生から始めても十分に間に合うとも思っています。
なぜなら、いくら学んでいた子がいたとしても、教科書は始めからスタートするからです。
ポイントは「着実に、コツコツを学んでいく」ということです。幼いころから学んでいる子ができるのは当たり前です。それは気にせず、学校で出されるテストの範囲内を確実に身に付けていけばいいのです!あまり心配しないで下さいね。
ただ準備はしておきましょう。今自宅で学習をしている新中学生の皆さんにしておいてほしいことをお伝えします。
1 アルファベットの確認(大文字、小文字は大丈夫ですか?)
2 英文を書くルール(始まりは大文字、ピリオドをつける、少し間をあけて書く、I(私)はいつも大文字などなど)の確認。(自分の名前も英語で書けるようにしておきましょう!名字→名前の順です。)
3 学校から自習で進めておくページの指定があれば、そこのページある単語を意味を調べて「書ける」ようにしておく。
英語ができなくなった生徒さんの原因を聞くと一番にあげられるのが「単語の暗記ができない」です。
ですが、よくよく聞くと、単語は読んだだけ、眺めていただけ、書いたとしても数回書いただけ、という生徒さんがほとんど。とても多いのは、英語から日本語にできるからいいだろう、と思ってしまうこと。
いいえ、英単語は日本語をみて英語にする、スペルまでかけることが、とても大切なのです!特に中学生の間は!
覚えるポイントは繰り返し繰り返し、声に出して読みながら書くこと!これだけです。発音は今はインターネット調べられるので、ぜひ正しい発音を調べてください。
以上1~3、おうちでの時間を活用して準備しておいてください。単語が分かる、書けるだけでも学校が再開した時にグーンと英語の授業がラクになりますよ。
1~3にさらに、文法を学び、日本語訳を書いてみる、繰り返し音読する、などが付け加わればなおよいのですが、自習だと難しい部分もあるかと思います。
もしよろしければ、休校期間中や英語の授業に慣れるまでの短期間でも、オンラインレッスンを受けていただければと思っています。
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英語講師歴15年、英検1級を持つ講師のマンツーマンレッスンです。