英語翻訳を依頼する前に
こんにちは。英語接客コンサルタントの馬上千恵です。
(道立函館美術館 多言語(英語化)打ち合わせにて。 オーストラリア人の先生と2人体制で翻訳チェックしています。)
最近は接客英語セミナーのほか、施設の英語表記についてのご相談のほか、実際に翻訳に携わる機会も増えてきました。
これらの翻訳を通して、日本語→英語への翻訳が単純でないことを改めて実感しています。
背景を知らないと、誤訳になることも。
特に日本の文化や歴史に関することは難しい。
その文章を書いた方に意図を聞いて初めて分かることもたくさん。
日本語の文章をただ翻訳に出して、そのまま採用してしまうことは恐ろしいな~と思います。
文法的には正しくても、意味が分からないものになる可能性もあります。
例えば、展示物の解説で、地名、歴史上の人物の名前、出来事、年号などそのままローマ字に変更しているだけのことも多いのですが、
歴史を知らない、日本をよく知らないかただと、人なのか食べ物なのか、そもそもなんのことを示しているのか分かりません。
その他日本人にとっては当たり前のこと、例えば
・無料のコインロッカーで100円が戻ってくる
・スリッパのルール(畳の上でははかない、トイレでは違うスリッパ)
・旅館で朝布団はそのままでOK
など、外国の方が知らない日本独自の習慣やルールもあります。
翻訳をエージェントさんに出して成果品を受け取った後は、
ご自分で確認することはもちろん、その地域や歴史、文化を知る英語に堪能な方、またはネイティブに最終チェックしてもらうことをおススメします!
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英語講師・英語接客コンサルタントとしての仕事を有限会社らーにんぐぽけっと 代表取締役、「先生相談室」主宰の青山華子様のブログページにてご紹介いただいております。もしよろしければご覧ください。
青山華子様のブログ「馬上千恵さんを知る!<突撃!注目の起業家インタビュー」
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