英語翻訳を頼む際のポイント
最近は英語講師や通訳案内士のほかに、翻訳の仕事もいただけるようになってきました。
翻訳といっても、文学的なものではなく、主に地図やチラシなど旅行関係が多いです。
今日もついに約3,500文字の翻訳終了!
念の為、ネイティブチェックもしてもらい、あとはクライアントに提出するのみになりました。
いつも、ただの直訳でなく、例えば観光パンフレットであれば、その場所を知らなくてもイメージが湧きやすいように翻訳しています。
もちろん原文に忠実に翻訳するのですが、時々忠実に訳しすぎると、「文法はあっているけれど、何を言いたいのかわからない」というような英文になってしまうことがあります。
翻訳していると気づくのですが、日本語は主語なくても、同じ文章の中に異なる事柄が入っていても、たくさん修飾語が入っていても、すら~っと読めて、なんとなくイメージがつかめます。
けれどこれを英語に訳そうとすると、
主語は何だろう
これはいくつあるんだろう
結局、言いたいことはどこにあるんだろう
この形容詞と形容詞は実が意味が反対だ
というようなことがたくさんあります。
さらに情緒的な言葉や擬音、日本独特のものを訳すのはなかなか難しいです。
だからこそ「これだ!」という言葉が見つかると嬉しいものです。
皆さんも翻訳者に英訳を頼むことがあるかもしれません。
その際は提出する日本語見直す際に
主語と述語を明確にする
一つの文に一つの話題
あいまいな表現は避け、断定的な文章にする
等に気を付けてみてください。
きっと、よりよい翻訳が得られますよ。
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