伝わる英語解説、作りませんか?

こんにちは。英語講師の馬上千恵です。

先日、海外の人もガイドしたい現役の日本語ガイドの方、または英語ガイドを目指している方などのための

中学英語を活かす『伝わる』ガイド英語解説の作り方講座

を始めました。

この講座は、今までガイド協会など団体向け講座で行っていたのですが、この機会にオンライン化を行い、個人向けにリリースしました。

最終的に「2分間の英語ガイド解説(ネタ)を作り、話せるようトレーニングする」という内容なのですが、今回は個人の方向けなので、いろいろ柔軟にカスタマイズしながら進めています。

このコースの中で、とても興味深く、面白いのが「伝わる英語解説」の作成です。

コースの解説にもありますが、「伝わる英語解説」の作成は以下の要領でおこないます。

  1. わかりやすい日本語で伝えたいガイド解説(ネタ)をつくる
  2. 外国人にも伝わる内容に修正する(例:日本固有名詞等を書き換える、文化の違いをおさえた内容に修正)
  3. 英語に翻訳し、ネイティブに内容を確認してもらう

「翻訳する」というとたいてい3のみ行うことが多いのですが、日本語は英語に比べて曖昧な言語だったり、文章の作り方が異なったり、書いた人の分かるだろうという思い込みが無意識に反映されるなど、そのまま訳してしまうと、「英語としては正しい、でも何をいいたいのかは不明」という解説になることがあります。

ネイティブにチェックを頼んだからといっても、ネイティブが確認できるのは「英語としての文章の正しさ」だけで、言いたいことが伝わっているかどうかは、日本語の原文を理解できる方でない限り、分かりません。

そういったことをなくすために1,2が大事になってきます。

また、同じ内容でも書く人によって、異なる英文になります。

例えば、「(その都市は)ブロッコリーの生産は、北海道内で1位を占めています。」という文章でも

It occupies the number one share for broccoli within Hokkaido.

It is the largest producer of broccoli in Hokkaido.

Its amount of broccoli production ranks top in Hokkaido.

Its broccoli production ranks first in Hokkaido. 

といろいろな英文ができます。

その中でも、海外の人に分かりやすく、かつ、生徒さんが話しやすい英文を一緒に選びます。もちろん最後には作成した英文すべてをお渡ししますので、比較もできますし、将来的にもっと難しい言い方をしたい、違う言い方をしたい、なんて時にも役立ちます。

一度この講座を受ければ、どんなふうに日本語から英語にすればいいか、分かりやすい英文は何か、そして話せるようになるにはどうトレーニングすればいいのか、まで分かる内容になっています。

ガイドの方、ガイドになりたい方向けの講座ではありますが、「英語を違う角度から勉強してみたい」という方にもおすすめです。

今なら先着3名様まで特別価格で受講可能です。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

中学英語を活かす『伝わる』ガイド英語解説の作り方講座